【ミニ記事】Wordで背表紙を作るのは難しい……。

ミニ記事
この記事は約2分で読めます。
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

私の職場でよくある依頼のひとつに「観音製本」があります。

観音製本(観音開き製本)とは本の中身を180度開くことを可能にし、見開いた時にそのまま一枚の図面で見ることができるようにする製本です。

図面を二つ折りにし、背と小口にのり付けする製本方法から、背貼製本とも呼ばれており、他に用途・仕様から、図面製本、二つ折り製本、見開き製本と呼ばれることもあります。建築・土木関連に主に需要のある、竣工図・施工図・完成図・製作図など図面の製本に多く用いられます。

引用:小林製本株式会社(観音開き製本、図面製本、二つ折り製本、背貼製本、見開き製本)

私の職場ではこの製本自体は外注になります。
製本してほしい原稿と一緒に、表紙と背表紙に入れて欲しい内容を印刷して協力会社へ預けるんです。

以前は営業さんが作った表紙と背表紙の印字内容を印刷したものを、原稿と一緒に預かっていたのですが、最近はなぜか私に依頼が……。

もちろん、私ならIllustratorで作るのでレイアウトのバランスも自由自在。
でも、営業さんが使うのはWord。

その時ふと思い出したんです。
「Wordで背表紙のバランスとるの、めちゃくちゃ難しい……」
と、以前こぼしていた事を。

 

◆試しにWordで作ってみたら…

やってみました。
すると──本当に難しい!

特に縦書きの2行レイアウト。
施工主名と依頼主名を2行にして、ちょうど真ん中に配置するようなケースです。

・文字間の調整がしにくい
・1行目と2行目のバランスがとれない
・中央揃えにしたのに、なんかズレて見える

試行錯誤は続きます……。

 

◆テンプレ化できる…?

結論はまだ出ていませんが、
Wordでも使える背表紙テンプレートがあると営業さんも楽になるのかも、との思いで初めてみたことなので、投げ出すのも悔しい。

色んな職場で当たり前のように使われているWord。
でも、DTPオペレーター的には「え、それWordでやるの!?」な瞬間も多々あります。

一瞬、PowerPointで作ったほうが早い?とか考えたりもしました。

※ちなみに。
この製本あくまで外注に渡している表紙と背表紙のレイアウトは”イメージ”なんです。
データから印刷しているわけではないので、原稿通りの仕上がりにならないんですよね。

 

◆貴方ならどう作りますか?

このケース、貴方ならどう対応するでしょう?
Wordでの背表紙作成、良い方法があればぜひ教えてもらえると嬉しいです。

そもそもの話なのですが、普段私はWordもPowerPointも使わないのでどちらもとっても苦手です!

 

タイトルとURLをコピーしました