“たった一日の記憶”を、透明なカタチに閉じ込めて

結婚式印刷
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実際にはまだ写真が手に入っていないため、制作には至っていませんが……。

先日、いとこの結婚式でふと目にした光景が心に残りました。
新郎新婦とその両親が、笑顔で写真を撮り合っている姿――。

その一瞬を、そのままの美しさで形にできたら素敵だなと感じました。
今回は、その思い出をアクリルの記念品にして残すアイデアをご紹介します。

◆アクリル記念品への挑戦。最初の壁にぶつかる話

ブログを書き始めてすぐに、最初の壁にぶつかりました。
というのも、私の理想とするアクリル製品がどこにも見当たらなかったのです。

頭の中に仕上がりのイメージはある。実際に存在することも知っている。

・ご両親と一緒に撮った写真が印刷された、葉書や写真サイズの2㎝のアクリル。
・思い出を閉じ込めたような、手のひらに乗るサイズの小さな5㎝のアクリル。

でも、その製品は自社の商品で、身内の広告をしたくない――そんな複雑な気持ちもありました。
そしてサトリさんに相談、提案してもらったキーワードが【アクリルフォトブロック 厚さ 5cm】でした。
この言葉でちゃんと理想の仕上がりにたどり着いてほっとため息が漏れました。

そうですよね。一般的に2㎝や5㎝のアクリルなんて想像しないですよね……。

ちなみに、いとこへのプレゼントは自社の製品を使う予定です。なぜなら、私自身がデータの作成と工場への入稿を担当できるからです。

◆街で見かけるけれど、特別な一品を贈りたい

街中でもよく見かけるアクリルアイテム。

私の職場でも一般的に注文が入るのは、気軽に作れるアクリルキーホルダー。
キーホルダー等のアイテムで使われるアクリルは厚さが3㎜〜5㎜。
用途がキャラクターの形に切り取ったり、加工が前提なので当然なのですが……。

しかし、今回私が贈りたいのは、それらとは違う厚みのある特別なアクリル。

もっと厚みがあり、存在感と重厚感を備えた特別なものです。

結婚式での配布や、掲示が目的なら5㎜でも良かったのですが。

私が贈りたかったもの、皆さんに素敵だなって伝えたいと思ったものは、誰かに配るものではない、新郎新婦さんたち、そしてそのご両親。

限られた人達の手元にそっと残るための記念品。
たった一日の記憶を閉じ込めた透明の小さな宝物……。

◆制作で知っておくべき、重要なポイント

透明なメディアには制作には注意すべき点もあります。

特に重要なのは「白版」と呼ばれる印刷工程です。

白版とは、透明な素材に印刷がきれいに映えるよう、裏面に白いインクを塗る技術のことです。

下記に、にわざと背景を水色にしたイラストを用意してみました。(薄い透明な板に印刷したものを水色の印刷物の上に乗せていると思ってください。)

下の図左:白版なし 下地の水色にイラストが影響を受けているのが分かると思います
下の図右:白版あり わざとイラストをずらしていますが、このように下に白を敷くことで下地の水色に影響される事がなくなります。

今回紹介してるアクリルは実際は裏側印刷する事が一般的なので印刷する順番が変わりますが、白いインクを下に敷くことで印刷がくっきりと印刷することが出来ます。上記の画像がその例ですね。

ちなみに、透明な素材に白いインクを使用せずに印刷すると白い部分は全て透明になります。

印刷に関しても全面への印刷ではなく、透明なフチが数ミリ付くことが多いです。
この辺は印刷会社さんがどう作成するのかによるので、作成テンプレートに記載されてるか、記載がなければ問い合わせしていただいたほうが安心です。私はうっかり忘れて工場に怒られます……。

◆特別な日の輝きを、未来に残すために

結婚式は新婦さんが輝く大切な日。
そして、いままでの感謝を伝える日。

そんな日の一瞬を、形に残すことが出来たなら、数十年後に笑い合ってその記念品を見て欲しいから。

調べていく中で、アクリル製品には様々な思いが込められていることも知りました。

・お子さんが生まれた日を記念したもの
・大切な家族との思い出
・ペットとの絆を残す記録

そんな大切な宝物を、透明な輝きに閉じ込めて、いつまでも色あせない思い出にしませんか?
私も早くいとこの結婚式の写真を手に入れて、制作を始めたいです……。


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私は使ったことがないため、正直迷いましたが……アクリルフォトブロックを探す際に苦労したので参考になれば嬉しいです。
気になった方は、よかったらチェックしてみてくださいね。

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